6月5日(月)イタリア滞在1日目

お昼頃フィウミチーノに着き、無料Wi-Fiをつないでメッセンジャーでイタリア人の友人Gに送ったら、到着ロビーにいますとよ返答が。


気持ちは盛り上がり、疲れ切った足取りも軽くなる。


バックパックで来てみたので、荷物を受け取る時間が省けてスーッと進む。


出口には、手を振る3年ぶりのGが!!!顔を見たとたん緊張が緩んでヘナヘナした。


Gは胸板が厚く、日本に来てた時よりいい男になっていた。イタリア人にしては珍しく、25歳にして結婚して子どももいるからかな。


すぐに駐車場まで案内してくれた時、「あぁ〜。今はもう財布ドロボーのことを気にする必要ないのね」と心底ホッとした。


さくさくっと車で小一時間揺られ、その間素敵な田園風景と、道路端に座るセクシーねえちゃん(聞けば売春婦っぽい。けっこうな数がいた)を眺めつつ、彼の経営する農園B&Bに到着。

なんというキュートな!


なんというキュートな!!


なんというのどかな!!!


Apriliaという町は、ローマから鉄道で20分、更に車で10分という場所で、ローマからものすごく遠いわけではないのにとってもカントリーサイドであった。町の中心に行くにも車がないと無理なんだけど、そこに行けばスーパーやショッピングセンターなどなんでも揃う。車さえあればとても住みやすそうな町だ。


さてイタリア滞在1日目は、まずスーパーマーケットへ行き、自炊の為の食材を確保しに行く。


今回の旅の目的はいくつかあるけど、異国の地での自炊生活というのも一つ。旅行をする時はいつも、観光よりその土地での生活を感じることに興味を覚えるのだ。


またこのスーパー。


野菜が色とりどり、お肉がでかい。お菓子の陳列もイタリアっぽい〜。


自炊の食材、5日分色々買って25ユーロだった。なかなか安く済んだ。

6月4日(日)の夜中に羽田へ出発

リムジンのバスが来るまで1時間半ほどサイゼリアで友人といてもらった。


思いがけず
ダライ・ラマが1ヶ月間祈祷した」という、これは絶対に効き目があるに違いないという貴重な丸薬をお守りとしてくれた。


初めての海外一人旅、緊張に弱く、過敏な大腸と膀胱を持つ為かなり心細くなっていた私は涙腺が緩み、友人に「ねえ…ハグしていい?」などと恋人のようなことを言ってしまう。(同性の友人に)


普段こんなやりとりのない2人なので、友人は「え、ハグはいいよ」と困惑。そして共に爆笑。


サイゼリアの目の前がバス停。


バスに乗るときは今生の別れでもないのにやっぱり思わず彼女に抱きついてしまったよね…。彼女も受け入れてくれていた。


そしてバスの中で静かに号泣。


後から聞いたら友達の方もわけのわからない涙が出た!とラインが来ていた…。


ということで、過敏な大腸と膀胱を抱えながらなんとか空港に到着。


これからイタリアまで18時間一人きりかあ。。と空港の天井を見つめる。(そんな大ごとでもないくせに)


長時間のフライト。
通路側の席にしてもらえたので、過敏な大腸と膀胱には助かった。

機内食はけっこう美味しかった。緊張してた割には食べられた。

観たいと思っていた美女と野獣の映画があった。ラッキー!!!ストーリー知ってるのに感涙しまくりだった。


ボーっとなりながらも、中継地のカタールはドーハに到着。

初中東の地は…

なんもない。
遠くに超高層ビル群が霞んで見えた。


巨大空港の為、ネットで予習してたけど
やっぱり色々と焦った。


トランスファーはこっちでいいの??


ベルトで荷物検査に引っかかりボディチェックを受けたがそんなに厳密でなくあっさり終わったのでホッとした。


え、次の飛行機の表示がモニターに出てこない!(焦って時間を間違えて見てた)→係員の人に聞く

※帰りの飛行機でも係員に聞きました。バカ。


巨大空港なので沢山歩き、動く歩道を歩き、モノレールみたいなのに乗り。


バックパックを持ち込んでいた私はひいひい言いながら歩く。


一回トイレに行ったものの、パスポートと搭乗券をチェックしてもうここから出られないよというゾーンで待たされた時間がたぶん1時間以上あって、私の膀胱はとても焦ったけども、空港の無料Wi-Fiを使ってフェイスブックに脳を集中させたので何とか事なきを得た。


ドーハからローマまで5時間くらい。


フィウミチーノ空港に着いた時はドッと疲れた。合計18時間の旅でした。


続く。

ローマ近郊滞在記録(6/5〜16)について

遅くなってますがただいままとめ中。


ちゃんと書こうとするときりがないので、さっくりと、てみじかに、たのしくまとめていきたい。


ひとことで言うと、とってもすばらしかった。


でも私は海外でずっと一人でいる海外一人旅は好きでないし向いてないことがわかった。


今回、一人でいることもあったけれど、知り合いの人たちに会う旅だったからとても楽しめた。


外ヅラ的には「ちょっくらひとりで海外行ってきます!」的なノリの自由な人に思われているっぽいけど、ほんとは違うのです。


最近は日々、本来の自分の姿とありたい姿を目指して見せかけている自分とのギャップに驚くこと多々。


そして、旅はいつも自分がバージョンアップするきっかけをくれる。

6月はローマへ

6月はイタリアはローマにて1人で2週間弱滞在することになった。


目的は、知り合いのイタリア人たちに会いに行くことと、あまり観光ばかりせずにのんびりまったり過ごすこと。異国の地で生活すること。イタリアにかかわる仕事をしている知人から頼まれたお使いもある。


去年の9月も行こうとしたが、航空券の予約ミス等の度重なるトラブルによって渡航を断念したので、今回はリベンジとなる。


海外旅行って行くと決める2ヶ月前位が一番ワクワクする。今3週間前なんだけど、いざ日が現実的に迫ってくると、不安と緊張も押し寄せる。


格安航空券にて、初の海外トランジット。果たして、超絶異国の地、カタールのドーハでこの私がひとりでちゃんと乗り換えることが出来るのか!??


不安でいっぱいになると、すごくテンパる自分のことを、自分が信用していない。


だから、色んな準備をこと細かに進めているのだが、不安は減らぬ!


今日は後鼻漏もちで大人の中耳炎になりやすい自分のために、航空中耳炎予防の相談をしに耳鼻科へ行って来た。

(3月にベトナムに行った時に風邪を引いていて飛行機時の耳痛が半端なかった)


行きつけの耳鼻科だったけどいつも診てくれてる先生ではなかった。それで
ステロイドが嫌?耳にチューブも嫌??それでなんとかしてくださいなんていうムシの良い話はない」と何だか否定されるようなものの言い方をされて凹んだ。


説明に時間を割いてくれたのは有り難かったけど、離れて住む母が「飛行機の時の耳の痛み対策なら行きつけの耳鼻科に相談すればやさしく助言してくれるよ、御守り代りのお薬もくれるし」とのアドバイスをくれて「相談だけで耳鼻科に行ってもいいのかなぁ」と思ってたけど安心して「うんやっぱり行こう」と思えたのにな。


簡単にステロイドを出そうとするお医者さんかぁ、耳にチューブなんていう、飛行機に乗るお仕事をしてるような人向けの療法を言って来るのかぁ、お医者さんにそんな風に言わせてしまった私の相談の仕方が間違っていたのかなぁ…とモンモンとしてしまった。


もうそこの耳鼻科はあまり行きたくない。


愚痴が止まらなくなってしまった!!


というわけで、気を取り直して現地で使う各種カードの会社に電話して限度額を確認。こちらは対応のやさしさにほっっ。


数日後は歯医者でチェックもしてもらう予定だ。



書いたこの記事をもう一度読んでみると、やっぱり不安と緊張で多少テンパってるかもしれないな。落ち着け落ち着け落ち着け私。

4月10日

ベトナム以降、腸の為に朝からしっかりご飯を食べる、という生活をしている。


目玉焼きのせトースト、黒糖ドーナツ、ヨーグルト。


モーニングノート的なことをして心の中の浄化作業をしたり、洗濯物を干したり。


今日はいいお天気。


ランチは友人に呼び出され、パスタ屋さんへ。1〜2時間おしゃべりして、その後ちょっと電車に乗って用事を済ませに。


これがひどく待たされてかなりイライラしたけど、切り替えて夕食の献立を考えたり図書館で借りた本を読んだりしたらなかなか充実感を持てた。


ぐっと気持ちの矛先を変えるだけで、ストレスは軽減できるものなのかも。


夜ご飯は、厚揚げの照り焼き、トマトとパプリカの甘酢漬け、友人手製のゴーヤの佃煮、小松菜と人参のお味噌汁。


仲間の家でしみじみ食べる。


名探偵コナン、面白い。

ハノイで呟く(後半)

3月15日(水)
午前中に散歩。

夜からいよいよ講演会。

ここで喋ることに…。
写真家のマイカさん。この後自分が登壇した。

すーごく緊張した。
何を話したかあまり覚えておらず…。
211名の人たちがマイカさんのプレゼンや日本のことに興味を持って参加してくれた。感謝…。

そしてなぜかベトナムの国営放送テレビデビューを果たした。


3月16日(木)
マイカさんとランチミーティング。
場所は「Highway4」というオシャレレストラン。
ミーティングよりランチタイムの方が長かった。
だって…揚げコオロギとか出てくるし。


ごはんがぜんぶ美味しい。

昼下がり、屋台で買ったマンゴーチョコクレープはでっかいのに約150円。日本だと350〜400円くらいするよね。

でっかい肉まんに至っては約40円。


明日が最終日なので、「インティメックス」というスーパーマーケットへ皆で行ってお土産を買いまくる。

メンバーはお茶の他に調味料やライスペーパーを買い込み、寮の仲間に振る舞いたいようだ。イイね。


その夜にお布団の中でふと考えたこと。

「悔いを残さず生きるには。失敗してもいいから、そんなことはどうでもいいからとにかく心を込めて自分の中でやり切ることか。明日ハノイ大学で日本語学科の学生さんたちへの講演会に出場…ノミの心臓を抱えながらやり切ろうと思う」


3月17日(金)最終日

この後登壇。

最後のランチは2日目ランチだったニャーハンゴン系列のお店で。

最後のディナー。レストラン名をメモり忘れる。なかなかの混み具合だった。

鳥のお頭とか手とかが唐揚げになっててワイルドだった。

このあと空港へ行って、夜中のフライトへ。

仕事での滞在だったので、近いけどホーチミン廟とかホーチミンの家とかの観光スポットは車で通過のみだった。

早かった5日間。マイカさん、国際交流基金の皆さん、ハノイ大学の皆さん、大変お世話になりました、ありがとう。

さようならベトナム、また会う日まで…。



3月18日(土)早朝、成田到着
ついたー。

電車の中で、つらつらと思ったことをメモ。

「なんか今回みたいに、元ニートひきこもりの若者の講演会を海外の大学とか交流センターなどに主催してもらって、それを不定期の若者海外体験プログラムにしていくってのはどうだろう。」

「ドアノブにかけた「掃除して」サインを客室係が見逃したり、洗濯ルームサービス代が請求されなかったり、ペンキ屋なのに塗りムラがあったりと、ちょっとずつツメの甘い社会であったベトナムは、元ニートひきこもりの若者たちにとって「ホッとする」ようだった」

「我先にとクラクションで主張しながら道を行くバイクや車たち。でもその主張は「どけ歩行者!」ではなく「通るよ通るよ〜」と言っていて、信号無視しながら歩行者は避けてくれる。(避けるのあたりまえか…)人に迷惑をかけ、そして迷惑をかけられるのを当然と許容しているような社会だった。よい」

「なんか早口でおしゃべりな人多かったけど、怒ってる人がいなかったなベトナム

ハノイで呟く(前半)

3月12日(日)
旅行前、まさかの発熱。ドキドキドキ…。


3月13日(月)
丸2日ひきこもったおかげで、なんとか体調復活…したものの、着陸時に航空中耳炎になりかかり、激痛で死にそうに。死ななくてよかった。痛みは少しずつおさまっていった。

空港で現地の日本人担当者が待っていてくれた。SIMカードの買い方も教えてくれて大変助かった。

専用の車で市内まで行く。

フォーを食べたのはマイ・アインという、フォー専門店。鶏肉、香菜、ひたした揚げパン。すごく美味しい。けど、実は出汁がAJINOMOTOといううわさが。。。笑

美味しければまあいっか。

さて現地のスタッフと打ち合わせの後、夜はレストランで豪華お食事に舌鼓…写真は他のメンバーに任せてしまったので、なく…(>_<)

クアン・コム・フォーという、家庭料理のお店に案内してもらった。

かえる肉、美味だった。締りの良い鶏肉というかんじ。

夜ホテルで浮かんできたことをツイート。


3月14日(火)
ホテルで朝食をとった後、ホアンキエム湖をぐるりと一周お散歩。

写真家のマイカさんが連れて行ってくれたレストランでランチ。

現地駐在の方やハノイっ子に色々と連れて行ってもらってるので、ガイドブックいらずで、至れり尽くせり。天国のような旅です。

その代わり、甘やかしてもらっていつまで経っても地理を把握できず…苦笑。同行メンバーが地図を読めるしっかりした男たちだったので助かったけど。

↓ホアンキエム湖の西側あたり。表参道付近の路地裏の、雑貨屋さんオシャレスポットみたいな雰囲気。

いよいよ明日講演会なので、最終打ち合わせ。

待ってましたのディナー。
チム・サオという居酒屋さん。
ベトナム北部の伝統料理を味わいまくる。彩り豊か。お肉も野菜もたーっぷり。

三食きちんと、お肉も野菜も消化の良いお米も(フォーなど)たくさん食べて動いているせいかな。

またホテルの部屋でベトナム社会と人のことを考える。


ハノイ記前半の感想はやはり、ごはんが大変美味しゅうよ。