6月11日(日)Tivoliへ遠足
Aくんのファミリーと一緒に車で約1時間でTivoliへ。ローマからは北東に30キロほどの場所。
ママがパニーノを作ってくれて、アプリコットも持って、途中下車して適当な場所で皆とランチをとった。この気軽なピクニック感が、ヨーロッパ人の上手な余暇の過ごし方を感じた。
目的地に到着。
すでに暑い。。
これから見る3つの場所はそんなに離れてないけれど、それぞれ広大な敷地なので気合と根性がいった。
ヴィラ(別荘)・グレゴリアーナ
1826年にグレゴリウス16世によって整備された広大な庭園。
ヴィラ・グレゴリアーナ内にある、紀元前1世紀の、女神ヴェスタの神殿
ヴィラ・デステ
元々はベネディクト会の修道院だったが、エステ家出身の枢機卿イッポリート・デステが1550年に隠遁した際、別荘として改装することになったそう。
ピアニストのリストが住んでたこともあるっぽい。
ヴィラ・アドリアーナ
ハドリアヌス帝が118年から130年にかけて建設した別荘。
どの景色も素晴らしすぎて息を呑んだ。
そして4人全員がクッタクタになって帰宅した。
それなのに、マザーが夜ご飯を準備してくれた…(>_<)申し訳ない、でも本当にありがとう…!!!
イタリア人の食習慣は、パスタ(炭水化物)→お肉料理の順番。
そして家は全て間接照明。
テレビを見ながらはせず、家族とおしゃべりしながら食事をする。
この家族も、最初に泊まったローマ近郊Apriliaの宿の家族もそうだった。
宿のGくんが「イタリア人は他人より家族をリスペクトする風潮がある」と言っていた。なるほどなと思う。
Aくんは30歳くらいの青年。
ある時なんか父とずーっと政治論議してて、話が止まらない様子だった。
イタリア人は食事の時もそうでない時も、男の人も女の人もよくしゃべっていた。
6月10日(土)ローマからAvezzanoに移動
午後から別の友人Aくんが住むAvezzanoに移動。3泊お邪魔する。
Avezzano(アヴェッツァーノ)は、ローマから電車で東に2時間、100キロ離れた山の町で、人口4万人くらいの小さな町。
Aくんが車で見どころスポットに連れて行ってくれた。
コロッセオの小さい版。
ここにはローマ級の遺跡が無料で見放題なのだが、A曰く、交通の便は悪いし、地域にお金がないしで観光地として成立できないらしいです。残念だ…!
ズッキーニのお花の入った唐揚げ。
サックサク。
(イタリアのレストランの前菜としてよく見かける)
メインがタルトゥーフォとポルチーニというキノコのピザ。濃厚!
デザートにパンナコッタのブルーベリーソース。ホイップがたっぷり〜。
いずれも絶品すぎて気を失いそうになったよ。
料理に舌鼓したらお外は真っ暗。
人が少ない町なので、外を歩けばすぐAくんの友人に出会うし、声は響くし。
6月9日(金)1人でローマうろうろ
この日は午後から1人行動。
テルミニから数時間歩く。
迷いながらもてくてくてく。
クィリナーレの丘あたりで、兵隊さんにに英語で道を聞きながら…。
(英語もなかなか不便な国です)
(アッチって指差して答えてくれました)
ベタだけどトレヴィの泉になんとかたどり着いたけど、観光客だらけで苦しくなり、滞在時間は3分笑。
バルベリーニ広場近くのクリスティーナのオフィスに寄って、しばし休憩させてもらう。そして旅行業の彼女からこれからの歩き方をアドバイスしてもらう。
そのアドバイスに従い、地下鉄でサン・ピエトロ寺院まで行ってみる。
この混み具合。もちろんながーい列には並ばずに、立派な建物をじっくり眺めてきた。
あっつくて、汗がべっちょべちょ。
地下鉄にようやく慣れてきたところで、夕方過ぎにはサクッと帰宅に向かった。
えっ!?観光これだけ??って感じだね…笑。
でもね無理しないことにしてます。
私、過緊張の体質で一日中トイレの少ないローマに1人でいるってことができないから、いつも午後お昼の自炊を食べてから出掛けてる。だから、あんまり分量まわれない。でも、それが私だからそれでもいいかなって思ってます。
夜8時近くだけどまだ明るいし暑い。
宿に着いたら心ゆくまでのんびり犬とまったりしよう〜と思ったら、犬たちがへばってた。へばってる姿がもう可愛くて可愛くて…。
6月8日(木)ゆったりフリーデイ
この日は一日、宿付近でノンビリした。
イタリアのこのシーズンは夜9時近くまで明るい。陽がながーい!!!
さてと。
見た目はフツウでも、素材が素晴らしいので味が天国のようだった、これまでの自炊料理を紹介。
朝食。
スーパーで買ったナスを炒めている。
ナスってこんなにこんなにコクがあったっけ!?という美味しさ。
ハムはスーパーでその場で薄くスライスしてくれた。しょっぱすぎず美味しい。
トマトは言わずもがな美味しい。
スーパーには様々な種類のトマトが並んでいてどれを買うかとても迷った。
すごく美味しかった、Gくんも絶讃オススメしていたくるみのペースト
(日本で見たことないけど売ってないかなぁ!!)
朝食。自家製卵とモッツァレラチーズをスクランブルしてみたら絶品だった。
有精卵だからものすごく身体によさそう。
あとはパンとくるみのペースト
これも自家製オリーブオイル。
塩はさすがに自家製じゃないよね…?
朝食。節約自炊の為、日々メニューがかわりばえしないけど、ほんとに美味しい。。
朝食。自家製卵とモッツァレラのスクランブルが気に入ったので、そこにニョッキを投入してみたら、ヤバかった。
味付けはオリーブオイルと岩塩だけなのに、なにこの味の深みは…。
朝食。
緑だらけのメニューとなった。
ニョッキと市販のバジルペースト。
昼食。冷蔵庫のものを全て整理するつもりで色々とぶち込んで、具沢山スープ風になった。スーパーのニンニクがこれまたいい味を出していた。
次の日につづく。
6月7日(水)フィレンツェ遠足
この日は朝早く起きて、フィレンツェへ遠足。
1年ぶりにクリスティーナと会って、一緒に。
イタロに乗って、ローマから1時間半。250キロくらい離れてる?
車窓から、トスカーナの田園に2人で興奮(彼女は別の田舎町出身で、現在ローマ在住)
再会したよろこびで胸熱くなり、おしゃべりに花を咲かせてたらすぐ着いた感じ。(日本語でキャッキャしてたので近くの席の人がちょい見してたかも)
サンタマリアノッヴェラの駅に着いて、近くの観光案内所に寄り、私の希望である「よい景色を見たい」という願いを叶えてくれるべく係のマダム達が丁寧に詳しく情報を教えてくれた。
聞いてくれたクリスティーナも日本人観光客に対する案内デスクを仕事にしているが、ここでの係の方達のことを「情報量がすごい」と褒めていたほど。
イタリア語のわからない私でもその詳しさだけはわかったかも。
そのアドバイスに従って、フィエーゾレというフィレンツェからバスで行く丘へと向かうことにした我々。
バスに20分くらい揺られて…。
あぁ…。この景色でもう十分だ。という満足感。
ごはんも超絶美味で2人で一口食べるたびに吠えた…。
1000年以上前からやっていることがわかったレストラン(名前隠れちゃってるがな)
わりとリーズナブルなのに美味、
これはバジルとミントのパスタ
(イタリア人の食べる順番はパスタ→お肉)
これで1人17ユーロ。高すぎず!!!
フィエーゾレの丘のバス停近くのレストランでした。
時間の関係でフィレンツェの街はさくさく歩くだけになっちゃったけど、ドゥオーモも16時をすぎて閉まっちゃってたけど、また絶対来るよって思ってこの地を後にした。
思いがけずクリスティーナが予約してくれた帰りのイタロが割引かつ一等車になってて興奮した。
黒い重厚なシート、おやつとドリンクサービス!!(興奮して味わいすぎて写真撮るの忘れた)
すごーく楽しい遠足となった。
6月6日(火)快晴
午前中の様子。
念願叶ったイタリアでの自炊生活。素材がすべて美味なので、どんなに粗野な料理でも舌鼓できる。トマト、ナス、ルッコラ、薄くてでかいハム。パンにくるみのペースト。卵と豚肉と玉ねぎズッキーニそしてオリーブオイルは自家製。ひとりでいちいち「ウマイ!」と吠えている。
— セシリア (@aguricolf) 2017年6月7日
モッツァレラチーズ、激ウマ!!!
庭に出ると、犬の大家族が。
お母さん、大変ね。子どもらにおっぱい吸われまくって、痛くて時々怒ってた。
午後の様子。
ベタな観光に出かけた。
ローマ観光中、猛烈に気をつけていたミサンガ詐欺に、なぜか同行してくれたイタリア男子が引っかかる。私はノー!を連呼して逃げた。男子もなんとかお金を払わずに済んだ。つけられたミサンガはすぐ捨てていた。 pic.twitter.com/aMpumTsGe8
— セシリア (@aguricolf) 2017年6月7日
6月5日(月)イタリア滞在1日目
お昼頃フィウミチーノに着き、無料Wi-Fiをつないでメッセンジャーでイタリア人の友人Gに送ったら、到着ロビーにいますとよ返答が。
気持ちは盛り上がり、疲れ切った足取りも軽くなる。
バックパックで来てみたので、荷物を受け取る時間が省けてスーッと進む。
出口には、手を振る3年ぶりのGが!!!顔を見たとたん緊張が緩んでヘナヘナした。
Gは胸板が厚く、日本に来てた時よりいい男になっていた。イタリア人にしては珍しく、25歳にして結婚して子どももいるからかな。
すぐに駐車場まで案内してくれた時、「あぁ〜。今はもう財布ドロボーのことを気にする必要ないのね」と心底ホッとした。
さくさくっと車で小一時間揺られ、その間素敵な田園風景と、道路端に座るセクシーねえちゃん(聞けば売春婦っぽい。けっこうな数がいた)を眺めつつ、彼の経営する農園B&Bに到着。
Apriliaという町は、ローマから鉄道で20分、更に車で10分という場所で、ローマからものすごく遠いわけではないのにとってもカントリーサイドであった。町の中心に行くにも車がないと無理なんだけど、そこに行けばスーパーやショッピングセンターなどなんでも揃う。車さえあればとても住みやすそうな町だ。
さてイタリア滞在1日目は、まずスーパーマーケットへ行き、自炊の為の食材を確保しに行く。
今回の旅の目的はいくつかあるけど、異国の地での自炊生活というのも一つ。旅行をする時はいつも、観光よりその土地での生活を感じることに興味を覚えるのだ。
またこのスーパー。
野菜が色とりどり、お肉がでかい。お菓子の陳列もイタリアっぽい〜。
自炊の食材、5日分色々買って25ユーロだった。なかなか安く済んだ。