Aguriの日常

人生つねに迷い道それが面白い

6月13日(火)②フランシスコ・ザビエルに想いを馳せる

テルミニ駅に戻り、駅ナカにあるカフェで軽食ランチを済ませていざ荷物を取り戻す。


預ける時に比べ、引き取り時は混雑もなく比較的スムーズだった。


バックパックを背負って再び修道院へ。あっつくて汗ダラダラなのだけど、ローマを歩きたい!と強い気持ちを持ち、3時間ほどのひとり旅に出た。


北上しながら、まず修道院から徒歩7〜8分で着く、名作「ローマの休日」でおなじみの「真実の口」。

もう16時をまわってて閉まってたのに、私みたいな観光客が少なくない。


さらに北上していく。


ヴェネツィア広場付近にある、日本人には超有名なフランシスコ・ザビエルさんがいらっしゃる、イエスズ会のジェズ教会。ふら〜りと入ってみた。

そしたら思いがけず長居したくなった。ここも修道院と同じく居心地が良かったから。

椅子に座ってみたり、ゴシック様式の美しい教会の造りに惚れ惚れしてみたり。


そして、フランシスコ・ザビエルさんがいらっしゃる場所を探して…。

すると、礼拝堂向かって右側にザビエルさんの名が!


ザビエルさんの右手が祀られていた…!!(写真中央、丸い鏡のようなものの真ん中にある黒い縦筋がそれのようです)


どうしてザビエルさんに想いを馳せたのかというと、実は数ヶ月前に私は縁あって長崎に行っている。九州から広まったキリスト教、そして罪のないキリシタン達へのひどい弾圧…。壮絶な歴史を経ても根絶することなく定着を勝ち取った日本のキリスト教


長崎の地でこの歴史に触れてから、イタリア・ローマに来て、思いがけず日本への最初の布教者ザビエルさんに会えた。


当時船で3年かかったスペイン・イタリア〜日本のものすごい距離を、今は10数時間で行ける。


布教者はどれだけの思いで日本までやって来たのだろう。それを受けてキリシタンたちはどれだけの深い信仰心を持つに至ったのだろう…。


長崎で当時の木彫りのマリア像を見た。残酷な史実の記録を見た。
そしてローマでザビエルさんの右手を見た。


その歴史に生きた人達の詰まった想いの数々を想像するだけで、圧倒されてジェズ教会でしばらくその場から動けなくなってしまった。


長くなってしまったが…。



こうして好きなだけもの思いにふけった後は、ジェズ教会で有名な天井のフレスコ画を鏡から見た。


ジェズ教会の外観。


ああ、素晴らしかった。



そんなこんなで夜7時をまわり、ローマでOLをしているクリスティーナと待ち合わせ。しかしメールのやり取り(日本語)がすれ違いすぎて、会えたの8時くらいになってた。


お互いに平謝りする。


その後気を取り直して2人で入った洒落乙なレストラン(緑で隠れて洒落乙さと賑わい具合がわからない!汗)


料理撮り忘れたけど、生ハムのクロスティーニ(パン)とピッツァマルゲリータとなんか不思議な色々と入ったパスタ。
普通に舌鼓。


彼氏がいるとか、好みの男性とか、女子会トークが炸裂だった。


帰りはクリスティーナが修道院まで送ってくれた。本当にやさしくて気配り細やかな日本人みたいな心の女の子。


途中でクリスティーナおすすめの、カピトリーニ美術館の高台から見えるフォロ・ロマーノの遺跡の景色を満喫した。暗くて写メに景色がおさまらなかったけど、クリスティーナの笑顔みたいに美しかった。


別れ際、お土産をもらってハグをして、「残りのイタリア旅行を楽しんで!」と相変わらずの流暢な日本語で言ってくれた。涙。


修道院に戻ってシャワー。そして清潔なベッドに横になる。


なかなか寝付けなかったけれど、「しあわせな旅行だなあ」としみじみ思った。