6月12日(月)村の古城、地下室でお肉祭り

この日はAくんの友達が住む村に案内してくれるということになった。


AvezzanoからTrasaccoという村まで車で20分くらい。


まず、今日もAvezzanoは美しい。


アンドレアの男友達の家へ。
背が高くてものすごく優しそうな青年だ。ピザ職人をしているらしい。


この村の教会へ。


さらに、近くのOrtucchioという村の古城を、この村に住む城の管理人の弟さんが鍵を開けて案内してくれた。(お兄さんは現在ミラノにいるそう)



屈強な男たち3人と私で普段一般人は入れない古城へ。

どうでもいいけどイタリアの男性はほぼハト胸でAカップはあるんじゃないかと思うほど筋肉の上にプルプルと胸が揺れており、胸板たくましい。

なんてことを内心思いながら古城へ…。私は変態か。





カフェで城管理人の弟さんがさりげなくご馳走してくれた。やさしー!

私はカフェインが弱いと言ったら、オーツのコーヒー(濃い麦茶)がエスプレッソ仕様で出てきた。

屈強男子たちとのお茶の様子

カフェの入り口に、黒髪おかっぱでサングラス、そして色白だからものすごく目立つ女性が座ってたのが印象的だった。



午後はママの作ったパスタカルボナーラを食し、幸せな気持ちでお昼寝。


その後Aくんが70キロ離れたラクイラの町へ連れて行ってくれることになった。


そこで一転、私は暗い気持ちになってしまった。


ラクイラは2009年に大地震があり、300名以上が亡くなった場所。


今も人はたくさんいるのに、何だかとても寂しいと感じる場所だった。


無人の地下道があって動く歩道が機能してたりしてなかったり…。


復興に時間がかかっていて、復建途中の建物がたくさん。

あまり居心地が良くなかった。


そんな表情をしていたら、「なんか顔が痛いみたいに見える」とAくんに言われ、この場所にいることが嫌だと思っている私の気持ちがバレた。


連れてきてくれたAくんのせいじゃないのにごめん…と思いながらも、なかなか気分を元に戻せず。


さらに日本語が流暢でないAくんにイライラして八つ当たりみたいな態度を取ってしまった。


今から思うと本当に申し訳なかったな…。



帰りの車の中でAくんと色んな話が出来たので、かなり気持ちは元に戻れた。


21時頃に帰宅したらパパとママが地下室でBBQの準備をしてくれていた。

食べたことのない柔らかなチーズもBBQ


ふーこの日も色んなことがあって色んなことを感じた。


明日はAvezzanoとサヨナラの日だ。


切ないな。