ハノイで呟く(後半)

3月15日(水)
午前中に散歩。

夜からいよいよ講演会。

ここで喋ることに…。
写真家のマイカさん。この後自分が登壇した。

すーごく緊張した。
何を話したかあまり覚えておらず…。
211名の人たちがマイカさんのプレゼンや日本のことに興味を持って参加してくれた。感謝…。

そしてなぜかベトナムの国営放送テレビデビューを果たした。


3月16日(木)
マイカさんとランチミーティング。
場所は「Highway4」というオシャレレストラン。
ミーティングよりランチタイムの方が長かった。
だって…揚げコオロギとか出てくるし。


ごはんがぜんぶ美味しい。

昼下がり、屋台で買ったマンゴーチョコクレープはでっかいのに約150円。日本だと350〜400円くらいするよね。

でっかい肉まんに至っては約40円。


明日が最終日なので、「インティメックス」というスーパーマーケットへ皆で行ってお土産を買いまくる。

メンバーはお茶の他に調味料やライスペーパーを買い込み、寮の仲間に振る舞いたいようだ。イイね。


その夜にお布団の中でふと考えたこと。

「悔いを残さず生きるには。失敗してもいいから、そんなことはどうでもいいからとにかく心を込めて自分の中でやり切ることか。明日ハノイ大学で日本語学科の学生さんたちへの講演会に出場…ノミの心臓を抱えながらやり切ろうと思う」


3月17日(金)最終日

この後登壇。

最後のランチは2日目ランチだったニャーハンゴン系列のお店で。

最後のディナー。レストラン名をメモり忘れる。なかなかの混み具合だった。

鳥のお頭とか手とかが唐揚げになっててワイルドだった。

このあと空港へ行って、夜中のフライトへ。

仕事での滞在だったので、近いけどホーチミン廟とかホーチミンの家とかの観光スポットは車で通過のみだった。

早かった5日間。マイカさん、国際交流基金の皆さん、ハノイ大学の皆さん、大変お世話になりました、ありがとう。

さようならベトナム、また会う日まで…。



3月18日(土)早朝、成田到着
ついたー。

電車の中で、つらつらと思ったことをメモ。

「なんか今回みたいに、元ニートひきこもりの若者の講演会を海外の大学とか交流センターなどに主催してもらって、それを不定期の若者海外体験プログラムにしていくってのはどうだろう。」

「ドアノブにかけた「掃除して」サインを客室係が見逃したり、洗濯ルームサービス代が請求されなかったり、ペンキ屋なのに塗りムラがあったりと、ちょっとずつツメの甘い社会であったベトナムは、元ニートひきこもりの若者たちにとって「ホッとする」ようだった」

「我先にとクラクションで主張しながら道を行くバイクや車たち。でもその主張は「どけ歩行者!」ではなく「通るよ通るよ〜」と言っていて、信号無視しながら歩行者は避けてくれる。(避けるのあたりまえか…)人に迷惑をかけ、そして迷惑をかけられるのを当然と許容しているような社会だった。よい」

「なんか早口でおしゃべりな人多かったけど、怒ってる人がいなかったなベトナム