セシリアの日常

人生つねに迷い道それが面白い

9/19府中宿〜藤枝宿(20キロ)

節々の痛みが治まったので今日も歩く。藤枝宿まで20キロ。


ひきこもりの子たちに手紙を書くミッションがあったのでそれを朝にしてたら出発時間が9時半に。


昨日の追分羊羹を食べ損ねたので、今日は安倍川餅を食べてやるぞ!と意気込む。


川の手前にお店はっけん!


安倍川餅ゲット!

画像のタテヨコ治らない…


安倍川餅屋さんのおじちゃんに、「ひとり?連れはいないの?」と哀れまれるのはいいとして…


安倍川の土手で安倍川餅


それにしてもおじちゃんが素手で作っていた安倍川餅、やわらかくって、ものすんごい美味しかった。

きな粉の上に白砂糖タップリで何コレ〜と思ったんだけど、安倍川を眺めながらひとり感動。



また安倍川の土手で別のおじちゃんから「いいの釣れた?」と聞かれる。

釣り人じゃないよわたしゃ…。


確かに貰い物の傘が杖みたいに大きくてバックパックにくっつけてるから釣竿に見えなくもないか。



さてこの後は焼きそば屋の店主が教えてくれた丸子宿で有名な「丁子屋」のとろろ汁を目指して歩む。ここへは行っておこうと張り切っててくてく歩く。

丁度お昼の時間に到着。丸子宿一帯は雰囲気がよい。

このお店は広重の浮世絵にも描かれている。

店主は私を見るなり「東海道を歩かれてるのでしたら奥の座敷へどうぞ。広重の浮世絵が飾られてます」と言っていた。

浮世絵

お店

座敷の浮世絵

もうファミリーとかカップルたちの広い空間の中ひとりで食事するのに慣れてきた。


で、食事にありつくの図。

弥次さん喜多さんよろしく麦めしにとろろをぶっかけてかきこむ。とろろ汁も美味〜。


さてタップリ休憩後、とろろご飯ととろろ汁でよっしゃ!次は宇津ノ谷峠、行けるところまで行こうがな!!と元気モリモリになったのに、そのタイミングで雨が始まる。


しかもどんどん勢いを増す。


これはヤバイ、とバスに切り替えたら、本数少ないだろうのに絶妙なタイミングでバスが来てくれ、乗ってる間に豪雨になった。


ともあれ峠を回避し岡部宿から再開した。


ところで…。


なんか、ちょっと、橋がダメになってしまった。富士川の橋に恐怖を覚えたのをきっかけに、色々と川の橋を渡るたびに足腰がゾワゾワとする。宇津ノ谷へ向かう時の高い歩道橋を歩いた時も同じくゾワゾワ。どうしたものか。明日は1キロの大井川が控えておるのに。。


そして。


歩き始めてから数日間ずうっと、雨が降ったり止んだり。バスの中では豪雨だったのが、岡部宿でバスを降りたら止んだ。


岡部宿の様子

アレっ、人が…

びっくりした、人形であった。

疲れた足を休めておる。



今日は22キロ歩いた。後半、おじさんに声をかけられ

「若いんだから1日30キロは歩かないと」

と激励?を頂くも20キロちょいしか歩けない自分にへこむ。



最後の最後で道を間違え、数キロ余計に歩く。ようやくたどり着いた藤枝のホテル隣の小料理屋さんに飛び込み、ごはんを食べられるか聞いてみた。

そしたら若店主が快諾してくれたどころか、とっても気さく過ぎて、夜遅くまでおしゃべりすることに。ラインまで交換し、まるで友達のようになった。


さんまの塩焼きを定食にしてくれて、黒はんぺんを一切れだけ出してくれて、明日の歩きプランまで練ってくれた。さらには明日はノリで、あれよと言う間に島田で美容院を営む店主のイケメン弟にカットとヘッドスパをしてもらえることになった。


旅なのに美容院って、おもろいじゃん!っていうノリ。

一人旅ならではの人との出会いだ。


今年初のさんま!うまかった


食べられた!静岡名物黒はんぺん

イワシの骨だから黒い


とても素敵な小料理屋さんでした


明日は台風。

どうしよう。ここから20キロ先の掛川まで宿がない。平地20キロなら歩けるけど途中のちょっとした山登りの存在…。

明日の宿が決まらぬまま今日という一日を終えた。







旅に出たのに美容院に行くって面白いよねとか言って、そんな話の流れになった。一人旅じゃないとこんなことにはならんよな…。


明日の静岡は台風直撃くさいので、大井川の手前でだらだら過ごそう。


藤枝の小料理屋「鯛小判」にて、鯛だし味噌汁とさんまの塩焼きとごはん。あと焼津名物黒はんぺんフライを初めて食べた。はんぺんが黒くなるのはイワシの骨を使ってるからだとのこと。白いはんぺんほど柔らかくなかった。